会報61号
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Vol.13の内容は今、改めて先賢の英知に学ぶべき経営理念②です。
※Vol.13はVol.12の続きとなっております。Vol.12をお読みでない方は下記のリンクよりVol.12をお読みになってからVol.13をお読みください。
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和会報61号Vol.12

今、改めて先賢の英知に学ぶべき経営理念②
㈲アスカ創造経営研究所 三宮 晃
事例1.企業理念や社訓の創始者・・・徳川家康
健全な企業経営でその事業の存続・成長発展を図るには、適切な経営理念と方針、その目的と目標の明示と全ての関係者への周知徹底が肝要であります。
この発端となったのは、「人間の一生は、重い荷物を担いで遠い道を歩むようなものだ。急ぐべからず」、「不自由を常と思えば、不足するものはない」、「心に欲望が起きたときは、貧しく困ったときのことを思い出せ」などといった名言で知られる徳川家康の平易で簡明で要点を抑えた遺訓にあったとされます。
これは庶民への要望ではなく、人の上に立つ自己も含めたリーダーの心構えであります。

家康の志や治世を最も忠実に踏襲し、江戸幕府中興の功労者とされる名君は8代将軍吉宗ですが、彼は幕臣に要求するだけでなく自らも率先垂範し、庶民の声をよく聞き入れ、権利を認めると同時に義務の重要性も説き、協力を求め、質素・倹約だけでなく積極的な殖産振興、先進的な西欧の良い手法の導入にも注力しました。
これに見習って三井家が家訓を定め、呉服の越後屋として大成功したことから、江戸時代に各商家が競って家訓を制定するブームになりました。
この続きは次のVol.14、今、改めて先賢の英知に学ぶべき経営理念③をご覧ください。
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PDFファイル:今、改めて先賢の英知に学ぶべき経営理念